~優しい未来を共に創る~

日本選択理論心理学会 
事務局長 佐藤真司様

日本選択理論心理学会:https://www.jactp.org/

  1. ●「リード・マネジメントの意義」

    近年、選択理論心理学と呼ばれる心理学を、会社経営に取り入れる組織が増えております。選択理論心理学とは、アメリカの精神科医、ウィリアム・グラッサー医学博士によって提唱された、「人間の脳の働き」について説明した理論であり、「人は何故、いかに行動するのか?」ということを心理学的に分かりやすく説明したものです。人間の脳の働きを説明しているものなので活用領域は非常に幅広く、産業、教育、福祉、司法矯正、医療等の各分野に広く用いられつつあります。特に、ビジネス分野での活用が目覚ましく、日本でも選択理論に基づいたマネジメント手法(リード・マネジメント)を取り入れる会社が年々増えています。リード・マネジメントとは「人は内側から動機づけられている」という選択理論の原理原則に基づいて行うマネジメントです。上質を追求し、個人ではなくグループの達成を強調し、恐れや罰、叱責を排除し、従業員が仕事しやすくすることを重視しています。別名、「尊敬のマネジメント」と呼ばれています。

     リード・マネジメントと対比される考え方として、「ボス・マネジメント」と呼ばれる手法があります。ボス・マネジメントとは、「人は外側から動機づけることができる」という考えに基づくマネジメントで、叱責や罰、強制を用いるマネジメントです。結果的に、コスト的に高くつき、様々な問題を引き起こします。近年、問題視されているパワハラ、モラハラ、職場でのいじめ、心身の不調による休職や離職、自殺問題等々、あらゆる問題の根源とされています。これらの問題を表面的・短期的にではなく、根本的・長期的に解決する鍵が、リード・マネジメントにあります。

     株式会社キャリアイノベーション代表取締役社長 徳永智久氏の目指す会社経営、人材教育の方向性は、ボス・マネジメントを排除し、リード・マネジメントに基づいたプログラムを広く伝えることを目指されています。リード・マネジメントの考え方がベースにあると、会社組織のみならず、構成員である社員やそのご家族の幸せ感が向上します。ひいては、この考え方が社会に広まれば広まるほど、日本国民の幸せ感の向上に寄与することになると確信しております。選択理論心理学をベースとした研修は今後も広まることでしょう。貴社のますますのご発展と、徳永智久氏のご活躍を心よりお祈りしております。










  2. 一般社団法人日本報連相センター 
    代表理事 延堂溝壑様

    一般社団法人日本報連相センター:http://www.nhc.jp.net

  3. ●「一般社団法人日本報連相センター」と「真・報連相」について

    株式会社キャリアイノベーションのホームページをご覧の皆さん、こんにちは。私は一般社団法人日本報連相センター(略称:NHC)代表理事の延堂溝壑(えんどう こうがく)です。
    NHCは世間一般に考えられている「報連相」とは違う、より深く質の高い報連相である『真・報連相』という考え方を提唱し、世の中に伝え普及するため1993年に設立した団体です。現在(2020年7月現在)NHCには国内外に23の支部と1部会があり、『真・報連相』の考え方に共感する約650社のNHC登録会員の皆さんと共に真・報連相の普及活動を行っています。
    そして株式会社キャリアイノベーションの徳永さんには、NHC岡山支部の支部長を担って頂き、地元岡山を中心に日本各地で質の高い真・報連相研修を多く実施して頂いています。

    報連相とは、「報告・連絡・相談」の頭文字をとった愛称ですが、NHCの提唱する真・報連相では、報連相は「仕事の進め方」そのものと定義づけをしています。

    報連相 = 仕事の進め方

    たとえば、「質の高い仕事の成果を上げる人」は「質の高い専門性」と「質の高い仕事の進め方」の両方を身につけています。

    質の高い仕事の成果を上げる人 = 質の高い専門性 x 質の高い仕事の進め方 (真・報連相)

    この式が示しているのは、質の高い成果をあげるためには、2つの要素が欠かせないということです。
    「質の高い専門性」と「質の高い仕事の進め方(=真・報連相)」の両方を身につけると、「質の高い仕事の成果」を生み出すことができるのです。
    「専門性」は仕事によって異なりますが、「仕事の進め方」には“できる人”に共通する「やり方」「考え方」「在り方」があります。
    これまで世間一般で言われてきたこれまでの報連相(NHCでは旧・報連相と呼んでいます)では、主に初級社員に必要なビジネスマナーレベルのやり方・手段を教えていました。 真・報連相では単なる「やり方」だけではない、仕事が“できる人”の「考え方」や「在り方」までをも深く学べるのです。
    (ところで、「真・報連相」の「真」とは、現実をしっかり観察した結果見えてきた「現実(リアル)」の報連相という意味です。真実という意味ではありません。)



    ●「真・報連相の効能と、真・報連相が社会に広がることの意義」

    真・報連相を学ぶ組織には、次のような現象が現れてきます。たとえば、

    ・ 「言った、聞いてない」といった不毛な水掛け論が無くなる
    ・ 明るく元気の良い挨拶を、丁寧に実践するようになる
    ・ 自己の職場に合った「仕事の進め方のMyルール」を多く持つようになる
    ・ 各自が「仕事の進め方のMyルール」を見直し、工夫する習慣がつく
    ・ 各職場で個々人の「仕事の進め方のMyルール」が共有化され、質の高い「仕事の進め方のOurルール」が出来上がる
    ・ 各部署やチーム単位での自発的な勉強会や、仕事の振り返りミーティングなどが増える
    ・ 仕事の「目標」だけではなく、仕事の「意味・目的」をも考える・伝える習慣がつく
    ・ 双方向の対話が増える(下から上だけでなく、上から下への報連相も増える)
    ・ 仕事で関わる人々(ともに働く仲間、協力企業、お客さま など)に対する関心が高まる
    ・ 「一を聞いて十を知る」気の利いた人財が育つ(仕事の意味・目的を考える習慣、工夫する習慣、相手への関心が高まることによって)
    ・ パート、アルバイトの人たちも経営理念や職場の現状をよく理解するようになる
    ・ 「座右の銘」や「大切な言葉」を持つようになる

    などです。質の高い仕事は、一人ではできません。真・報連相では、個人が仕事の進め方の質を高めるだけでなく、個人対個人の質の高い仕事の進め方の相互向上によって、組織全体の仕事の進め方の質が高まり続ける状態を目指します。そしてさらには、職場全体が「人が育ち、成果のあがる職場環境」に育つことを期待しています。

    NHC岡山支部長の徳永さんは、10年以上に亘って真・報連相研修を全国各地で数多く実施しておられます。
    岡山県内で報連相研修をご検討の方は、まず株式会社キャリアイノベーションの徳永さんに問い合わせ、一度相談をされるのがよいでしょう。
    きっと、これまでの「旧・報連相研修」とは違う、実際の職場で本当に役立つ「真・報連相研修」に出会えるはずです。